我が国初!バーチャルAIS航路標識の運用開始について


 第五管区海上保安本部では、船舶交通の安全確保を図るための新たな取組みとして、船舶自動識別装置(AIS)を活用し、航海用レーダー画面上にシンボルマークを仮想表示させる、「バーチャルAIS航路標識」の正式運用を11月1日(日)から開始します。

1 バーチャルAIS航路標識と導入のメリット
 AISは、針路、速力などの船舶の動静に関する情報だけでなく、航行船舶の指標となるシンボルマークを表示させる機能を有しています。
  バーチャルAIS航路標識は、このAISの機能を用いて、水深が非常に深いなど航路標識の設置が困難な海域において、実際には存在しない航路標識を航海用レーダーの画面上に表示させ、船舶交通の安全を図るものです。

2 運用開始日等
 (1)運用開始日
   平成27年11月1日(日)
 (2)表示場所(下図の3箇所)
   明石海峡航路東口(兵庫県神戸市沖合)
   友ヶ島水道(由良瀬戸)北方及び
   南方(和歌山県和歌山市沖合) 

 
明石海峡(表示イメージ)           

 
● 明石海峡航路北東方バーチャルAIS航路標識(左舷標識)
Bn:北緯 34-36-19.8 東経135-04-55.0
MMSI 番号 994316201
(表示名称 V/#**/AKASHI−NE)

明石海峡航路東口付近を航行する船舶は、次の経路によって航行して下さい。
@ 東側から明石海峡航路東口に入航しようとする長さ50メートル以上の船舶は、A線の北側を航行するとともに、B線を横切って航行すること。明石海峡航路東方灯浮標から200メートル以上離れた海域を航行すること
A 明石海峡航路を出て東航する長さ50メートル以上の船舶は、A線の南側を航行するとともに、明石海峡航路東方灯浮標から200メートル以上離れた海域を航行すること


友ヶ島水道(表示イメージ)


● 由良瀬戸北方バーチャルAIS航路標識(安全水域標識)
Dn(D線北端):北緯 34-17-52.5 東経134-58-48.0
(友ヶ島灯台から315度、2,660m)
MMSI 番号 994316202
(表示名称 (V/#**/YURASETO−N)

● 由良瀬戸南方バーチャルAIS航路標識(安全水域標識)
Ds(D線南端):北緯 34-16-02.9 東経134-58-48.0
(Dnから180度、3,380m)
MMSI 番号 994316203
(表示名称 (V/#**/YURASETO−S)

由良瀬戸(友ケ島水道)付近を航行する船舶は、次の経路によって航行して下さい。
@ A線を横切って航行し、B線を横切って航行しようとする船舶、又はB線を横切った後、A 線を横切って航行しようとする船舶は、洲本沖灯浮標の設置されている地点を左舷に見て航行すること
A C線を横切った後、B線を横切って航行しようとする船舶は、
・D線の西側の海域を航行すること
・D線から西に150メートル以上離れた海域を航行すること
B B線を横切った後、C線を横切って航行しようとする船舶は、
・D線の東側の海域を航行すること
・D線から東に150メートル以上離れた海域を航行すること