錨泊中であっても見張りの徹底を!

〜不安を感じたら早めに錨を揚げ、避航動作をとりましょう〜

平成28年3月12日に鹿児島市磯海水浴場の沖合海域において錨泊して釣りをしていたプレジャーボートと航行中の船舶が衝突し、プレジャーボートが沈没するという海難が発生しました。
 鹿児島湾においては、これまでも同様の海難が発生しており、近いところでは平成27年1月24日に神瀬付近において、錨泊して釣りをしていたプレジャーボートと航行中の漁船の衝突海難が発生しています。これは漁船船長が乗組員との会話に夢中になり周囲を見ていなかったこともありますが、プレジャーボート側においても、漁船の接近に早い段階から気付いていたにもかかわらず、相手が避けてくれるだろうと思い込み、錨を揚げてエンジンをかけるなどいつでも避けられる準備を行わなかったことも大きな原因の一つです。
 船長はもやいを解いたら、錨泊していても安全を確保するための措置をとらなければなりません。他船の接近に不安を感じた場合は早めに錨を揚げ、相手船を避けるようにしましょう。

鹿児島海上保安部