寄 り 回 り 波
 「寄り回り波」は、富山湾特有のうねり性の大波です。
 この波は 低気圧が去って、半日から一日ほどたって、港内の風が収まった後
突如として来襲します。
 この波は主に冬季に発生しますが、早いときには10月に発生したこともあります。
 強い冬型の気圧配置になったときに顕著で、低気圧が日本海を通り北海道東方
海上で発達を続けると、北海道の西方海上では北よりの暴風が吹きます。
 この暴風が長時間続くと、この海域では高波が発生します。
 この波がうねりとなって南へ伝わり、富山湾に進入します。この波は、富山湾の地
形と複雑な海底地形の影響を受け、さらに大波となって沿岸へ打ち寄せます。
 風が弱くても急に波が高くなることがありますので、海岸付近にいる人は
十分注意しましょう。
 富山湾では「寄り回り波」で何人かの釣り人が命を奪われています。
写真:富山市科学文化センターHPより
 
「寄り回り波を知る」(富山地方気象台ホームページへ)