海の事故防止対策

小型船安全協会

 プレジャーボートのユーザー、ディーラー及びメーカー並びにマリーナの関係者が参集し、プレジャーボートに係る海難の未然防止、運航マナーの向上等を目的とするボランティア団体です。

 全国に小型船安全協会等が41団体あり、そのうち以下の5団体が公益社団法人となっています。

  • 公益社団法人 関東小型船安全協会
  • 公益社団法人 中部小型船安全協会
  • 公益社団法人 関西小型船安全協会
  • 公益社団法人 瀬戸内海小型船安全協会
  • 公益社団法人 九州北部小型船安全協会

 小型船安全協会の活動とは?

 小安協は、沿岸海域におけるモーターボート、ヨット、遊漁船、瀬渡船等の小型船舶の海難を防止するとともに、運航マナーの向上を図ることにより、安全で秩序ある海洋性レクリエーションの普及と発展に寄与することを目的としています。

 具体的な事業としては、専門家による気象・海象、安全運航に関する講義や実技指導を内容とする「海上安全講習会」を開催するなど安全に関する教育活動や、海上安全指導員が現場において航行安全指導を行う「安全パトロール活動」、広報誌やパンフレットの発行などによる安全に関する思想の普及・高揚のための広報活動等を各地区の状況に応じて展開しています。

 海上安全指導員のほとんどが、各地域の小型船安全協会の会員となっており、小型船安全協会の活動の中枢的な立場で活躍していただいています。

 小型船安全協会の有効活用のすすめ

 個人がプレジャーボートで単独で運航することは、危険が伴います。また、一人で収集できる情報は限られていますので、仲間とグループを作って情報交換をするなど、海事知識や運航技術の習得に務めることも大切です。このような観点から、安全にマリンレジャーを楽しむことができるよう、プレジャーボートのユーザーのための団体として、全国に5つの社団法人を含む46の小型船安全協会等が設立され、ユーザーがプレジャーボートを安全に運航することができるよう、様々な活動を行っています。

 これらの会員になると、海上安全講習会の開催通知、航行禁止場所や危険な箇所に関する情報、ボートの取り扱い方、航海計画の相談など安全運航に必要な知識・情報を得ることができますので、皆さんもぜひ入会されるようお願いいたします。

 なお、海上安全指導員の指定要件、小型船安全協会等に関すること、その他のお問い合わせは、最寄りの海上保安部署又は小型船安全協会までお願いします。


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