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業  務  紹  介

 

建物について

センター庁舎建設地である伊良湖岬では、芭蕉の句にも詠われている渡り鳥で鷹の一種であるサシバの通過地として有名であり、又温暖な気候に恵まれて菜の花が早くから咲き、周囲には多くの菜の花畑が見受けられます。


これら、同地で代表的なサシバが翼を広げ大空を飛翔している姿をイメージしたレリーフを建物の外壁に、又菜の花の美しい姿をイメージしたレリーフを門に施し、周囲の美しい自然に調和する配慮をしています。

 
伊勢湾海上交通センターは、伊良湖水道航路及び付近海域における船舶航行の安全を図るため設置されました。

目次
T.配置図
U.センター業務概要
V.海上交通情報
1.一般情報
2.個別情報
3.情報信号
W.航行管制
1用語の説明
2.航行管制信号の方法及び意味
3.センターへ行う通報
4.変更通報
5.センターとの連絡保持
X.センター機器システム

 

T.配地図


U.伊勢湾海上交通センター業務概要

伊勢湾海上交通センターでは、船舶交通がふくそうする伊良湖水道航路及びその付近海域における船舶の安全かつ能率的な運航を確保するため、センターに設置された高性能レーダー等により得られた船舶の動静、気象、海象の現況等の海上交通に関する情報提供業務と海上交通安全法に基づく航行管制業務を行っています。



用語の解説
巨大船等 巨大船、危険物積載船、長大物件えい(押)航船、準巨大船(※)
 ※長さ130メートル以上200メートル未満の船舶
位置通報のみ行う船舶 長さ50メートル以上の船舶(AISを搭載し適切に運用している船舶は除く)
長さ100メートル以上の物件えい(押)航船(AISを搭載し適切に運用している船舶は除く)

V.海上交通情報

1.一般情報

定時放送、臨時放送、インターネット及びテレホンサービスは主に次の内容を提供します。

一般情報
中短波放送
呼出名称:いせわんマーチス
1,665kHz H3E:日本語
2,019kHz H3E:英語

          
インターネットホームページ
http://www6.kaiho.mlit.go.jp/isewan/
携帯電話サービス
http://www6.kaiho.mlit.go.jp/isewan/m/index.htm

定時

日本語
毎時15分、45分
からそれぞれ15分間

英語
毎時00分、30分
からそれぞれ15分間
@海難等の状況
A管制信号の現況及び予告
B航路の航行制限状況
C巨大船等の航路入航予定
D通航船舶の現況
E操業漁船群の状況
F気象警報・注意報
G気象現況
H航路標識の異常等
I工事又は作業の状況
Jその他
臨時
@海難等の状況
A航路の航行制限状況
Bその他
テレホンサービス(気象)
пF0531−34−2333
船舶気象通報
気象現況
 大王埼、伊良湖岬、伊良湖水道航路南東
  方AIS信号所、舞阪

 

2.個別情報

VHF無線電話
16/14、22CH
呼出名称:いせわんマーチス

一般加入電話
пF0531−34−2445
пF0531−34−2446


船舶からの問合せに対して、自船の位置や他船の動静などをお知らせします。
提供範囲は原則として、レーダーサービスエリアとします。
レーダーサービスエリアとは、センターを中心とした半径約20kmの海域です。(配置図を参照願います。)

(1)自船の位置を知りたい場合
イ あらかじめ、位置通報を行っておく必要があります。 ※位置通報はW航行管制を参照願います。
ロ 船位は、次の物標からレーダー上の船影中心までの方位と距離(海里)でお知らせします。
伊良湖岬灯台、立馬埼灯台、尾張野島灯台、菅島灯台、石鏡灯台、瀬木寄瀬東方灯標、羽島灯標、伊勢湾第一号灯浮標、伊勢湾第二号灯浮標、伊勢湾第三号灯浮標

(2)他船の動静を知りたい場合
イ まず、自船の位置をセンターに通報してください。
  (位置通報を行った船舶は、センターで動静を把握していますので、省略できます。)
ロ 次に、動静を知りたい他船を自船からのおおよその方位と距離で指定してください。
ハ 他船の位置、針路、速力をお知らせします。それらの船舶が位置通報を行っている場合は、船名、トン数などもお知らせすることができます。

 
(3)レーダー情報をもとに位置通報船に対し、主に次の情報を提供
提供範囲は原則、レーダーサービスエリア内で、特別情報は、位置通報船以外の船舶に対しても、センターと通信が可能であれば提供することができます。
イ 航法是正のための情報
  航路における航法が不適切なときに提供します。
  (例)「貴船は、航路外を航行しています。周囲の安全を確認して航路内を航行してください。」
ロ 緊急事態回避のための情報
  視界不良時や海難発生時、水深の浅い海域などの危険な海域への進入又は接近が予測されるときに提供します。

 

3.情報信号

伊良湖水道航路を通航する巨大船の動静を電光表示板により提供します。


W.航行管制

伊良湖水道航路は、東側の朝日礁、西側の丸山出シ、コズカミ礁にはさまれた航路幅約1,200メートル、航路の長さ約3,900メートルの狭あいな航路で名古屋港、四日市港、衣浦港等を擁する中部経済圏の表玄関であり、貨物船、漁船、プレジャーボートなど多種多様な船舶が行き交います。
昭和47年7月3日、船舶交通のふくそうする海域における船舶交通の安全を確保するため、海上交通安全法が施行され、伊良湖水道は同法で定める航路(全国で11)のひとつとなりました。
伊良湖水道航路では、同法により、巨大船が航路を航行する場合、全長130メートル以上200メートル未満の船舶に対する航路外待機を指示しています。

1.用語の解説
 
巨大船:長さ200m以上の船舶。
長大物件えい(押)航船:船舶やいかだなどの物件を引いたり押したりしている船舶で、全体の長さが200m以上となるもの。
 
2.航行管制信号の方法及び意味

 
航行管制信号
危険物を積載した巨大船が伊良湖水道航路を航行する場合、および以下の場合に全長130メートル以上200メートル未満の船舶に対し、次表の方法により航路外待機を指示しています。
  @ 操業漁船等のい集、海上工事等により航路の可航幅が航路幅の概ね3分の2以下となったとき。
  A 航路及びその周辺海域において、海難等が発生したとき。
  B レーダー装置等の障害により、航路及びその周辺海域における船舶の動静把握が困難となったとき。
  C その他の事由により、センター所長が危険であると認めるとき。

管制信号は、南航、北航とも原則として巨大船の航路入航15分前から航路を通過し終わるまでの間実施します。

管制信号
信号の方法 信号の意味
「N」の文字の点滅 伊良湖水道航路を南東の方向に航行しようとする全長130メートル以上200メートル未満の船舶は、航路外で待機しなければならない
「S」の文字の点滅 伊良湖水道航路を北西の方向に航行しようとする全長130メートル以上200メートル未満の船舶は、航路外で待機しなければならない
「N」の文字と「S」の文字の交互点滅 伊良湖水道航路を航行しようとする全長130メートル以上200メートル未満の船舶は、航路外で待機しなければならない

3.センターへ行う通報

(1)航路通報

次に掲げる対象船舶が伊良湖水道航路を航行しようとするときは、航路通報を伊勢湾海上交通センター所長に行わなければなりません

通報時期
対象船舶 通報時間
◎巨大船 航路入航予定日の前日正午まで
◎危険物積載船
(積載している危険物が液化ガスである総トン数25,000トン以上の船舶)
◎長大物件えい(押)航船
◎準巨大船 長さ130m以上200m未満の船舶
◎危険物積載船(上記以外)
航路入航予定時刻の3時間前まで

注:◎印は、法定上の義務を有する。

通報事項
@通報の名あて
A船舶の名称、総トン数
B船舶の全長
C最大喫水
D積載している危険物の種類及び種類毎の積載量(危険物積載船に限る。)
E曳き船の船首から物件の後端まで又は押し船の船尾から物件の先端までの長さ
F物件の概要
G仕向港
H航行しようとする航路名、区間

I航路に入ろうとする日時

J航路を出ようとする日時
K船舶局の呼出符号又は呼出名称
L海上保安庁との連絡方法(船舶局のない船舶の場合)
M伝達者の氏名又は名称及び住所
Nその他(水先人の乗船、前港等の参考事項)

通報手段

@書面(持参、郵送、FAX)
郵送又はFAXの場合は、航路通報受理後にセンターから指示書若しくは勧告書を送付します。
住所:〒441-3624 愛知県田原市伊良湖町古山2814−38
電話:0531−34−2443(計画卓直通)
FAX:0531−34−2444(運用室直通)

航路通報用紙(PDF)

AVHF無線電話
呼出チャンネル:16CH           呼出名称:なごやほあん
通信チャンネル:12CH

注:【なごやほあん】を呼出し、伊勢湾海上交通センターへの接続を依頼してください。

BNACCSシステム
NACCSシステムによる航路通報も受け付けております。
詳しくは、NACCSホームページをご覧下さい。

NACCSホームページへ

(2)位置通報

情報提供を適切に行うため、レーダーで各船舶を識別する必要がありますので、長さ50m以上の船舶は、最初の位置通報ラインに達した時に、位置情報を行って下さい。

通報事項
@船名
A位置通報ラインの略称
B通過時刻(日本標準時24時制)
C船舶の全長
D仕向港
Eその他必要な事項
 (前もって航路通報を行った船舶は、C〜Eを省略することができます。)

通報手段
@VHF無線電話
  呼出チャンネル:16、13CH         呼出名称:いせわんマーチス
  通信チャンネル:13、14、22CH


位置通報ライン
位置通報ラインの名称 略称 位置
伊勢湾口南 ISライン 石鏡灯台(34-26-39.8N、136-55-25.2E)から90度 20.5キロメートルの地点(34-26-39.8N、137-08-47.14E)まで引いた線
伊勢湾口東 IEライン 大山三角点(34-36-07.46N、137-08-47.14E)から180度17.5キロメートルの地点(34-26-39.8N、137-08-47.14E)まで引いた線
中山水道東 NEライン 立馬埼灯台から佐久島南端まで引いた線
師崎水道南 MSライン 佐久島南端から羽豆岬まで引いた線
伊勢湾口北 INライン 豊浜港中州沖防波堤西灯台から217度11.1キロメートルの地点まで引いた線
伊勢湾口西 IWライン 答志島西端から0度13.3キロメートルの地点まで引いた線
菅島水道東 SEライン 菅島東端から答志島南東端まで引いた線

4.変更通報

航路通報で通報した入航予定時刻に5分以上の変更があったときは、直ちに変更通報を行って下さい。

5.センターとの連絡保持

(1)長さ50m以上の船舶は、伊勢湾海上交通センターのサービスエリア内を航行している間、同センターとVHF無線電話16CHによる連絡を保持して下さい。

(2)VHF無線電話を有する船舶は、伊勢湾海上交通センターから情報を伝達することがありますので、レーダーサービスエリア内を航行中、VHF無線電話16CHを聴守して下さい。
また、16CHがふくそうしている際には、13CHにて呼び出しを行う場合がありますので、13CHを備えている船舶は16CHの聴守に合わせて、13CHを聴取して下さい。


X.センター機器システム

1.システム概要

伊勢湾海上交通センターには、レーダー運用卓等が設置され、レーダー装置及びVHF送信機等は、各卓から操作と動作状況の表示ができるようになっています。
また、情報の発信、収集のために中短波送信機、VHF無線電話、情報信号板、管制信号板及び公衆回線等を使用しています。

2.レーダーシステム

レーダーの映像は、コンピュータで処理され、図形化されて表示されます。
表示船舶についての進路・速力を計算し、大きさの分類、符号による識別等を行います。

グラフィックディスプレイの表示内容
船舶の識別符号
識別のため予め付与した記号

船舶の大きさ
大・中・小円

船舶の針路・速力
ベクトル表示  数値表示を選択した船舶は、指示部に針路、速力が数値表示されます。

延長ベクトル
選択した船舶の任意の時間後の船位

特定位置からの方位・距離
指示部に数値表示

衝突関係となる船舶
選択した船舶は□印の大きさ表示となり、この船舶と衝突関係となる船舶は点滅表示されます。
指示部には、最接近時間と最接近距離が数値表示されます。


ISE Wan Vessel Traffic Service Center