| 1.AISとは? |
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AIS(船舶自動識別装置)は、船舶に搭載され、船名や位置情報等を送受信することにより、安全かつ効率的な運航の
サポート機能を有した装置です。
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AISを搭載した船舶について
AISを搭載した船舶は、自船の船名、信号符字(コールサイン)、現在の位置情報(GPSによる位置)等を、
VHF帯の電波で自動的に送信しています。
このことにより、AISを搭載した船舶は、他のAISを搭載した船舶の船名、信号符字、現在の位置情報等を入手することが可能となり、船舶間の意思疎通が従来より確実に実施可能な環境となったと思われます。
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船舶に搭載されているAISの端末
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AIS海岸局について
当センターをはじめとするAIS海岸局では、AISの電波を受信し、レーダー運用卓及び電子海図上に各船舶の位置情報等を表示させることにより、従来のレーダーサービスエリアと比較して、かなり遠方の海域を航行する船舶の動静把握が可能になりました。
さらに、豪雨等でレーダー映像が確認できなくなった際や、夜間・濃霧のような見通しのきかない状況であっても、AISを搭載した船舶ならば、船名・船舶位置等を確認できるため、VHF無線による情報提供も迅速・確実に実施できるケースが増加しています。 |
当センターのAIS運用画面
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AISによる情報提供について
当センターの情報提供業務には、AISのもう一つの機能であるメッセージ送受信機能を使用しています。
送受信できるメッセージは英字のみで、個別・一斉送信を使い分けて効果的な情報提供に心がけております。
内容としては、航行制限、気象の状況、注意喚起等で、特に気象の状況については1時間に1回の定時送信
を行っています。
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| 2.AIS搭載船舶へのお願い! |
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VHFch16の常時聴守 |
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AISデータを見ているのは、海上交通センターだけではありません。
AIS搭載船舶の中にも他のAIS搭載船舶のデータを見ている船舶は存在しています。
夜間、突然、他の通航船舶から避航の意図確認のため、VHFch16で自船の船名を喚呼される事も増えることでしょう。
当センターのレーダーサービスエリア外の海域においても、VHFch16を常時聴守しましょう。
必要があれば、AISまたはVHFにより情報収集及び情報提供を
実施することがあります。
特にレーダーサービスエリア内の場合、VHFで通信を試みることとなりますので、VHFch16の常時聴守を引き続きよろしく
お願いいたします。
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GPS測地系はWGS-84に |
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自船のAISから発信されるGPS位置情報が、WGS-84でない場合、自船の位置は他船のAIS画面上では正確な位置に
表示されず、AISを組み込んだ他船のレーダー画面上でも自船のレーダー映像とAIS映像が重なりません。
このため、航路が混み合うなど船舶が輻輳する海域では、他の船舶に混乱を一層招くこととなり、自他ともに危険な見合い
関係を惹起することになりかねません。
日本で使用する場合は、海図もGPS測位もWGS-84を使用しましょう。
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出港時・変更時の確認事項 「電源ON・適正データ入力・電波発射」 |
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出港時にはAIS及びGPSの電源がONになっているか、各種データは正しく入力されているか、電波は発射され
ているか、必ず確認しましょう。
また、データ変更の必要が生じたときは、その都度入力データを変更し、適正であるか確認しましょう。
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