大型船の入航調整等
            

はじめに
 明石海峡は、1日約650隻の大小様々な船舶が通航する海域で安全に通航するために、海上交通安全法に基づく航路が定められています。
 明石海峡航路は、それぞれ、幅750mの東航レーンと西航レーンに分離され、航路中央を明示するブイとして、明石海峡航路中央第一号灯浮標、中央第二号灯浮標、中央第三号灯浮標が設置されています。

◎巨大船や危険物積載船などが、狭い航路に同時に入航しないよう、航路への入航時間を調整したり、視界不良時には、航路外での待機を指示したり、レーダやAISなどにより船舶の動静を把握しています。


    

1 航路通報

 明石海峡をより安全に航行していただくために、海上交通安全法第23条の規定に基づき、次のとおり航路通報を行ってください。

 a. 船舶及び通報時期
 航路通報対象船舶  通報時期
・巨大船
・長さ160m以上の船舶(巨大船を除く)
・積載している危険物が液化ガスである総トン数
2万5千トン以上の危険物積載船
・長さが160m以上の物件えい航船等
 航路入航予定日の前日正午まで
・上記以外の危険物積載船  航路入航予定時刻の3時間前まで

 ○定義
 巨大船 ・長さ200m以上の船舶
 危険物積載船 ・80トン以上の火薬類を積載した総トン数300トン以上の船舶
・引火性の高圧ガスをばら積した総トン数1,000トン以上の船舶
・引火性液体類をばら積した総トン数1,000トン以上の船舶
・200トン以上の有機過酸化物を積載した総トン数300トン以上の船
 物件えい航船等 ・船舶、いかだ等の物件を引き、又は押して航行する船舶

 b. 通報事項
 海上交通安全法施行規則第13条に定められた事項のほか、水先人の乗船の有無についても併せて通報願います。

 c. 通報方法
 通報方法  電話番号等  通報先
 FAX  0799−82−3033    大阪湾海上交通センター
 電話  0799−82−3030・3032
 VHF電話  JGD こうべほあん
 JNE ひろしまほあん
 書面  

2 変更通報

 航路通報した事項に変更があった場合は、変更通報を行ってください。航路入航予定時刻の変更については、10分以上の変更があるときに通報してください。
 通報方法  呼出名称等
 VHF電話 呼出名称 :こうべほあん又は、ひろしまほあん(経由)明石航路管制官
呼出周波数 :CH16
 船舶電話 電話番号:0799−82−3030・3032

3 管制計画の作成

 当センターでは、航路通報対象船舶からの航路通報を受け、航路への入航間隔などを調整(入航時刻の変更を指示)して、航路内の安全を確保しています。
  
   

4 位置通報

 情報提供を適切に行うため、下表に掲げる船舶は、レーダーで各船を識別する必要がありますので、位置通報を行ってください。ただし、AISを適正に運用している船舶は省略することができます。
 位置通報対象船舶  通報時期  通報事項  通報方法
・長さ50m以上の船舶
・100m以上の
 物件えい航船等
最初の位置通報ライン ・船名及び信号符字
・通過ラインの略称
・通過時刻
・行き先
 ・VHF電話
 呼出名称:おおさかマーチス
 呼出周波数 :CH16
・船舶電話
 電話番号:0799−82−3030
             3032

5 視界不良時における航路外待機

 視界不良時には、海上交通安全法第10条の2の規定に基づき、航路外での待機を指示します。
 視程  対象となる船舶
 2000m以下 ・巨大船
・特別危険物積載船(※)
・長さが200m以上の物件えい航船等
 1000m以下 ・長さ160m以上の船舶
・危険物積載船
・長さが160m以上の物件曳(押)航船
※特別危険物積載船とは危険物積載船で総トン数5万トン(積載している危険物が液化ガスである場合には2万5千トン)以上の船舶をいいます。

6 巡視船艇との連携

 明石海峡及び周辺海域には、巡視船艇を配備しています。
 明石海峡航路及びその付近海域における船舶の交通整理、操業漁船への連絡、事故が発生した場合の現場対応など巡視船艇との密接な連携により、海上交通の安全を確保しています。