釣りに行く前には十分な天候調査を!
〜荒天による海難の防止について〜
 平成21年12月11日深夜、苫小牧港の防波堤上で釣りをしていた7名が荒天のためプレジャーボートに乗船して帰還しようとしたところ転覆し6名が死亡する事故が発生し、また、同月12日には茨城県鹿島港の防波堤で釣人3名が行方不明となる事故が発生しました。

 苫小牧港の事故発生前後の風速

苫小牧港で救助にあたる特殊救難隊(平成21年12月12日)

 冬季は特に、低気圧の影響などで急速に強風が吹き、波が高くなるため、ちょっとした油断が生死を分ける大きな海難に繋がります。「せっかく来たのだから」、「前から予定していたから」などから無理をし、海の状況をないがしろにせず、気象・海象の情報収集に努め、気象警報等発令の際は、勇気をもって早めに釣りを中止しましょう。

岸壁や岩場で釣りをする時の注意事項

1 立入禁止となっている防波堤、高低差のある岩場やテトラポッドなど、転落するおそれのある危険な場所には絶対に行かない
2 釣りへ出かける前には十分な天候調査をして、天候不良が予想される時は釣りをやめる
3 天候模様が悪化する前の早めの帰宅を心がける
4 釣りへ出かける時には、家族や友人に予定を知らせる
5 夜釣りをする時には、十分な照明器具を用意する
6 子供が一緒にいる場合には、絶対に目を離さない

7 一人で釣りに行かない
8 釣具を置いたまま、釣り場から離れない(行方不明になったと間違われない)

プレジャーボートや遊漁船で釣りをする時の注意事項

1 出港前に十分な天候調査をして、天候不良が予想される時は出港しない
2 天候模様が悪化する前の早めの帰港を心がける
3 出港する時には、家族や友人に予定を知らせ、一人では行かない
4 免許の不要なボート(ミニボート)は、弱い風浪でも帰港できなくなり、また、転覆しやすいため、十分に注意する
5 遊漁船を利用する場合には、船長等の安全指導に従う
6 瀬渡し船を利用して、沖堤や岩礁等(陸続きではない場所)に行く場合には、必ず瀬渡し船との連絡手段を確保する
7 出港前に十分な水路調査や漁具の配置状況などを確認する
8 船を係留したり、陸揚げした時は、風浪や潮位で沖に流されないように注意する

 
海で釣りをする時の3つの基本

1 ライフジャケットの常時着用

2 携帯電話の携行
  (防水型または防水パックを使用する。また、GPS機能付を勧めます。)
3 海の事故は118番
  (事故にあった時や事故等を見た時)

マリンレジャー時の海難防止についての情報リンク
海釣りの事故防止(政府広報オンライン)
海釣り中の事故の現状をふまえ、「釣りをするときの11の心得」をカルタ取りゲームをしながら標語で覚えてもらうコンテンツや、「自己救命策3つの基本」 についてはムービーでポイントを視覚的に見てもらい、シミュレーションのクイズによりさらにおさらいすることで釣りに行く人たちに事故防止の認識を強く持 たせるコンテンツです。
(政府広報のページへリンクしています)
北海道沿岸のライブカメラ
海上保安庁が管理する主な灯台に設置されたライブカメラの映像を確認できます。
現在の海象状況が映像で確認できます。
(小樽海上保安部の別のページへリンクしています)
ミニボート安全ハンドブック
免許のいらない小型動力ボートを使用する方への安全ハンドブックです。
小樽海上保安部が扱った事故事例も掲載しています。
(小樽海上保安部の別のページへリンクしています)
マリンレジャーの部屋
海で安全に楽しむために、釣り、海水浴、水上オートバイなど各種のマリンスポーツ別に注意点などを紹介しています。
(第一管区海上保安本部のホームページへリンクしています)
小樽周辺海域の漁具設置状況
各地域別の定置網設置情報です。
(小樽海上保安部の別のページへリンクしています)
「マリンセーフティーハンドブック、マリンセーフティーガイド」
プレジャーボート、水上オートバイ、遊漁船、漁船についての安全運航情報です。
船舶運航者に必要な情報が満載です。
(海上保安庁のホームページへリンクしています)
「ライフジャケットを着て助かった」
ライフジャケットを着て助かった本人の談話が掲載されています。
ライフジャケットの大切さを知ってください。
(第一管区海上保安本部のホームページへリンクしています)