4等フレネルレンズ
 現在、福井県内の灯台では一番大きなレンズで、4等フレネルレンズを使用しています。 越前岬灯台は、2面のレンズをレンズ台上に対称型(通称、ハマグリ型)に配置し、30秒で1回転させ15秒に1回規則正しい閃光を発するように造られています。
 レンズの重量は約200キロで、約30キロの水銀の入った「たらい」のような容器(水銀層)に浮かべています。

 水銀槽式回転機械(上部)
 重量のあるレンズを、比重の大きい水銀を貯めた槽に浮かべ、小さな力で回転できるようにした装置です。
 この装置によると、手で軽く回すことができるほどです。
 

 水銀槽式回転機械(下部)
当初は、灯台内部中央を灯塔上部から下部まで垂直に貫通した筒内を、人力で巻き上げた分銅が落下するときの重力を利用して、レンズの回転動力としていました。
 一晩に何回も巻き上げなければならず、大変な労力が必要でした。職員の負担を軽減すべく、降下した分銅をモーターで巻き上げるといった方法が取られました。現在では 小型モーターにより直接、水銀槽に浮かべられたレンズ台を回転させるメカニズムになっています。(上の写真、軽灰色部分)

 電球交換装置
 現用と予備の2個のランプを備え付け、現用ランプの障害時には、予備側に切り替わり、消灯しない構造になっています。

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