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照射灯

 航路標識の一つで、陸上から強い高度の投光器により航路付近の岩礁など危険箇所を照射して、障害物の所在を航行船舶に示します。灯台に併設されているものと独立して設置されているものがあり、現在、全国で150基程あります。
 障害物までの距離により長、中、近距離用の灯器を使い分けますが、長距離用では光源にキセノンランプを用い、照射距離は2〜3キロにもなるものがあります。
照射灯電球  電球は、照射灯専用の白熱電球で、電球の後半分に反射用の金属を蒸着してあり、前面にだけ光りがでるようになっています。
  左側は、家庭用の100V-100Wで、右側は、照射灯用の100V-500Wの電球です。
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光り方(灯質)と灯火の色

 灯台、灯標、灯浮標などの航路標識は、夜になると光を出すので、「夜標」と呼ばれます。 他の標識や船や街の灯とはっきり識別できるような光を発することになっています。そして、その光り方(灯質)によって、 どの灯台なのかを識別することが重要となるのです。
 光り方(灯質)には、国際ルールがあり、たくさんの種類がありますが、以下に主なものを掲げておきます。
光り方
 不動光は、照明が目的の照射灯に使われます。
 明暗光のうち、1周期内に一つの明間をもつものを単明暗光、複数の明間をもつものを群明暗光、明間と暗間の時間が同じものを等明暗光といいます。
 また、灯火の色にも国際ルールがあり、岬や島にある灯台、岩礁や浅瀬など孤立した障害物を明示する標識には白色光が、また、工事区域や海洋観測施設などを示す標識には黄色光が使われます。 ただし、港の入口等で使われる右舷・左舷標識については、世界が2つのグループに分かれており、日本、アメリカ、カナダ、メキシコ、キューバ、ペルー、ブラジル、アルゼンチン、フィリッピン、韓国などは右舷標識を赤色光、左舷標識は緑色光としています。一方、ドイツ、イギリス、フランス、スペイン、南アフリカ、サウジアラビア、インドネシア、オーストラリア、中国、ロシアは右舷標識は緑、左舷標識は赤になり全く逆になっています。

 ここで、右舷、左舷標識という場合は、船舶の進行方向によって異なるため基準を定める必要があります。それが「水源」で、港域においては、水源に向かって右が右舷、左が左舷となります。
 港、湾、河川及びこれに接続する水域の水源は図のとおり港もしくは湾の奥又は河川の上流です。






 なお、川でいう右岸、左岸は水源(川上)から河口に向かってその右側の岸、左側の岸をいいます。
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