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所在地 福井県坂井市三国町 光り方(灯質) 毎6秒をへだてて3秒間に2閃光 光の強さ(光度) 5,600cd(カンデラ) 光の届く距離(光達距離) 12.5海里(約23km) |
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![]() (島の写真をクリックすると大きな画像でご覧になれます。) 「雄島灯台」に対して第九管区・七尾海上保安部所管に「雌島灯台」があります。 |
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昭和29年 1月26日 | 雄島灯台点灯 |
昭和55年 3月 7日 | LC型灯器新替 |
平成 7年 3月 2日 | LC管制器U型に変更 |
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LC管制器U型 灯台の点消灯を制御している機器です。通常は交流100Vを交流24Vに変圧し電球を点灯させ、直流28Vでバッテリーを充電しています。 停電した場合は、バッテリーのDC28Vを使用して電球を点灯させます。 電球は、24V300Wの白熱電球で、レンズは300mmレンズを使用しています。 |
避雷用電源装置 電力会社の配電線に雷が落ちた場合に、灯台の機器に影響が及ばないよう防止する装置です。 |
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蓄電池(150Ah) 停電した場合この蓄電池(バッテリー)で点灯させます。 約2日間点灯させることができます。 |
記念額 雄島灯台の記念額です。正面入口上部に掲示してあり灯台名と初点年月日が表示されています。 灯台の文字は「燈臺」と旧字体で表示されています。 |
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雄島で見つけた小さな秋 |
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![]() オオカマキリ |
![]() アキアカネ |
![]() トベラ |
![]() マルバシャリンバイ |
〜余話〜 越前がに 11月6日は、越前ガニ漁の解禁日です。そこで「越前ガニ」についてのお話です。 冬の味覚の王様と言われる「越前ガニ」は、福井県で捕れる「ズワイガニ」のことで、山陰地方では「松葉 ガニ」他にも地域限定の「間人(たいざ)ガニ」「津居山ガニ」などと呼ばれます。 「ズワイガニ」は漢字で「楚蟹」という字が当てられるそうです。「楚」は古くは「すわえ」とも読まれ、「木の枝や幹から細長く伸びた若い小枝」を意味し、枝のように細長い脚を持つ蟹「スワエガニ」が転じて「ズワイガニ」となったといわれていますが、はっきりした名前の由来は定かではありません。 ![]() もう一つ違った話では、明治の末期から大正時代にかけて敦賀の人が東京など都会で蟹を売ろうとしたが全然売れない。どうしたものかと思案の末、蟹に名前を付けて売ればどうかと思いつき、もちろん越前で捕れた蟹だから「越前ガニ」にしたところ、飛ぶように売れたと言うことです。そこから「越前ガニ」は「ズワイガニ」の愛称として全国に広がったそうです。 「越前ガニ」の雌は福井で「セイコガニ」、金沢で「コウバコガニ」、丹後では「コッペガニ」と呼ばれます。 雌ガニは10回の脱皮を繰り返し11齢で成体(親ガニ)となりその後は脱皮しませんが、雄ガニは12回の脱皮後13齢で成体となるそうです。 福井県の県魚は「越前ガニ」です。 写真の「越前ガニ」は解禁日の翌日(11月7日)に越前港に水揚げされたものです。ツメに黄色いタグが付いていますが、これは産地の証明として付けられるもので、いわゆるブランド品です。 売っている「カニ」はほとんど腹側を上にしています。これは「甲羅を上にすると身が落ちるからだ」との店の話です。 |