サロマ湖編
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サロマ湖は、下げ潮で南風が10m以上吹くとオホーツク海は波も無い状態でも、湖口では10t程度の漁船でも沈みそうな大きな波が立つそうです。湖口に波が立っている状態でも潮込みに変わると、逆に波が無くなってしまい、うねりだけの状態となることもあり注意が必要です。潮汐の上げ潮または下げ潮の時最強となり、特に大潮の時は一番強くなるので注意が必要です。満潮から干潮に変わる時にうねりがあると湖口付近に潮波が立ちやすく、潮の流れがきつい時は、うねり等の関係無く常に波が立つそうです。 サロマ湖口沖合の瀬は移動するといわれています。沖合の瀬は砂地で出来ており、春と秋でも変化するそうです。 幌岩山に雲が懸かると南風が吹くといわれており、また、紋別の方向の山に黒い雲が見えたら1〜2時間で西風が吹くといわれています。 紋別海上保安部のホームページ及びカメラ付Iモード携帯電話に掲載のサロマ湖第1湖口の画像、潮汐グラフ、湖口付近の航空写真等が入出港の有効な情報となります、幌岩山はサロマ湖に最も近い山であり天候の推移の計る目標となり、船舶が沖合で停泊している時、山に雲が懸かると風が吹き出すので帰港の判断材料となります。紋別地方の天気がくずれると1〜2時間後にサロマ地方の天気がくずれるので紋別地方の天気を参考にすると良いでしょう。 |