●灯台の光り方

光り方 説  明
○不動光(ふどうこう)
光がついたままで、ついたり消えたりしないものです。
○単明暗光(たんめいあんこう)
決まった秒数だけ光って、また何秒かをおいて、繰り返し光るものです。
○単閃光(たんせんこう)
決まった間隔をおいて、ピカッと1回光るものです。
○群閃光(ぐんせんこう)
決まった間隔をおいて、ピカッ、ピカッと2回以上光るものです。
○連成不動単閃光(れんせいふどうたんせんこう) 単閃光と、光力の弱い不動光を組合わせたものです。
○不動互光(ふどうごこう)
違った色の光、例えば赤と白の光を互い違いに出しています。
○閃互光(せんごこう)
違った色の単閃光を、互い違いに出すものです。

灯台、灯標、灯浮標などの航路標識は、夜になると光を出すので、「夜標」と言いますが、夜標はほかの標識と間違えられないように、また、船や町のあかりとはっきり区別できるような光を出しています。これを「灯質」といって、光の色と光の出し方の組み合わせでできています。なぜなら隣同士の灯台が同じような光方をしていると、船は間違えて浅瀬や海岸に乗り上げる心配があるからです。灯質には、たくさんの種類がありますが、ここでは主なものを説明します。
光の色は白・赤・緑の3色で、わずかですが黄色のものもあります。