第八管区 - 海上安全情報
ミニボートの浸水事故発生!
2019年5月11日 19:15

第八管区 発表

対象海域 福井県小浜市

対象期間


5月11日、午前11時40分頃、福井県小浜市小浜港内で、ミニボート(ゴムボート)が浸水し、航行不能となる事故が発生しました。救助者2名は、救命胴衣を着用していたため、命に別状はありませんでした。該船は、操船中にゴムボートの空気が抜けていることに気づきながらも釣りを続けて、空気抜けが大きくなり船尾付近から浸水し船外機が水に浸かったため、航行不能となり、救助を要請するに至ったものです。
ボートに乗る際にも、発航前点検を確実に実施するとともに、空気漏れなど異常を認めた際は早めの措置を行いましょう。

【事故防止等のワンポイント】
 ・発航前点検を確実に実施する
    装備品、空気の充填状況
 ・ボート上で急に立ち上がったり、片側に寄らない
 ・海中転落した場合に備え、救命胴衣を着用し防水又は防水措置を施した携帯電話を携帯する

【ゴムボートのメンテナンスについて】
 浸水したゴムボートは、左舷側の浮体の空気が抜け浮力が低下したことに加え、船体後部のトランサム(エンジンがついている部分)と浮体の接着面が剥がれて脱落したことで、後部が大きく沈み、浸水に至りました。
 メーカーによれば、トランサムと浮体の接着部分は水濡れに弱く、メンテナンスを怠ると劣化が進みやすいとのことです。
 使用後は、しっかり乾燥させ水気を残さないようにして保管しましょう。
 また、新品未使用のものであっても、長期間使用しない場合には、定期的(2〜3ヵ月程度)に空気を入れて半日置いておくなど浮体を展張させる必要があります。
 手軽に使用できるゴムボートですが、メンテナンスはしっかり行いましょう。


詳しくは、ウォーターアクティビティの総合安全情報サイト「ウォーターセーフティガイド」(※)をご参照ください。

※海上保安庁では、ウォーターアクティビティを誰もが安全に安心して楽しめるように、総合安全情報サイト「ウォーターセーフティガイド」を開設、事故防止の情報を発信しています。これは、国の関係機関や民間の関係団体などが参加する意見交換会において、合意・推奨された事故防止のための情報を取りまとめたものです。



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