スノーケリング SNORKELING
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Activity Guide スノーケリングのアクティビティについて
スノーケリングとは、水中マスク、スノーケル、フィン及びライフジャケット等の浮力体(4点セット)を身に付け、水面での浮力を十分に確保しつつ、水面上を漂うように移動し、口にくわえたスノーケル(パイプ状の呼吸管)を通して常に呼吸活動を継続しながら、水面から水中の様子を観察する活動を言います。
海でのスノーケリングは様々な海洋生物や地形を観察することができる一方、マスククリアやスノーケルクリアなどの基本的な技能を身に着けていないことでパニックに陥り、危険な状態となる可能性があります。適切な装備を身に着け、ルールやマナーを守って安全にスノーケリングを楽しみましょう。
スノーケリングを楽しむ方へ
正しいスノーケリングを知ろう
- スノーケリングとは、以下の「スノーケリング4点セット」を身に付け、水面での浮力を十分に確保しつつ、水面上を漂うように移動し、口にくわえたスノーケル(パイプ状の呼吸管)を通して呼吸活動を継続しながら、水面から水中の様子を観察する活動を言います。
スノーケリング
スノーケリングハンドブックより
- スノーケルクリア(スノーケルにたまった水を排出する基本的テクニック)、マスククリア(水中マスクに入った水を排出する基本的テクニック)や正しいフィンワーク(足ひれの使い方)などの基本的な技術を身につけ、楽しみましょう。指導団体認定の指導員による講習を受講することも有効です。
- スノーケリングをするときには、当日の気象海象を把握しておきましょう。
- 万が一のため、バディ行動(2人組で活動することをいいます。)やグループ行動など、複数での行動を心がけましょう。
- スノーケリング中はグループ行動を心がけ、常にグループの人数やお互いの体調を確認しましょう。
- 機材の不具合やケガなどでスノーケリングができない状態になったときは、ライフジャケットに付いている笛を吹いて、周囲に知らせましょう。
※一般的に浮力体を用いずに潜水する行為は「スキンダイビング」に分類されます。スキンダイビングはスノーケリングで十分に経験を積み、海での知識や技術を身に着けることが必要です。
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>画像提供:(一財)日本海洋レジャー安全・振興協会
スノーケリングリーフレットについて
スノーケリングを安全に楽しむためのリーフレットを掲載していますので、是非ご覧ください。
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スノーケリングガイド・インストラクター向けの基準について
事故事例
体調管理を怠ったことにより起きた事故
事故者は友人とともにビーチを訪れ、スノーケルを使用して遊泳を行っていたところ、マスクに水が入り、不快に思ったことから一度ビーチに戻るため泳いでいたところ、足がつり、立ち泳ぎの状態で浮き沈みを繰り返していたところを友人が気づき、周囲に救助を求めた。救助要請を聞いたライフセーバーが海底に沈んでいた事故者を引き揚げビーチへ搬送、ドクターヘリで病院へ搬送された。診察の結果、溺水、低酸素脳症の疑いと診断され、入院加療となった。
スノーケルクリアができずに起きた事故
事故者は、弟と2人で観光目的のため来島し、スノーケリングツアーに参加した。事前にインストラクターからスノーケルの使用方法等の注意事項を受けた後に、マスク、スノーケル、フィン、ライフジャケットを着用し、船上から飛び込み、スノーケリングを開始した。開始直後にスノーケルから海水が入り、誤飲したことによりパニックに陥っていたところ、弟とインストラクターにより船上へ引き揚げられた。その後、事故者は航空機で本州まで搬送され、診察の結果、誤嚥性肺炎と診断され12日間の入院を要した。
マスククリアができずに起きた事故
事故者は、友人と3名で海岸を訪れ、友人1名とスノーケリングを開始した。その後、2名は沖に流されていることに気づき、自力で岸へ向かっている途中、事故者は自身のマスクが曇っていたことから曇りを取ろうとマスクを外した際、波を被り、海水を誤飲しパニックに陥った。友人が異変に気づき、事故者を支えて溺れないようにしていたところ、付近を通りかかった遊漁船により救助された。
更新情報
- 令和6年5月21日 スノーケリング安全手帳を更新しました。
- 令和6年3月4日 スノーケリング編を改修しました。
- 令和4年9月5日 スノーケリング編を開設しました。