ダイビングを安全に楽しむために
- 開始前には最新の気象・海象(潮流、潮汐など)情報を把握し、天候悪化が予想されたり、注意報が発令されているときは中止しましょう。
- 自分の技量等を考慮した無理のないダイビング計画をたてましょう。
また、ダイビング前には、バディ(2人組で活動することをいいます。)同士などで潜水ポイント、潜水時間などの計画や潜水中の意思疎通のための手先信号などについて、十分に打合せましょう。
- 健康状態及び体調に気を配りましょう。
人はお酒(アルコール)が体内に入ると、判断力や集中力(注意力)の低下や、運動機能の低下などが引き起こされ、溺れやすくなります。お酒を飲んだら海に入らないようにしましょう。
- 海に入る前に、ストレッチ等の準備運動を行いましょう。
- マスク、スノーケル、レギュレーターなど使用資器材の取扱いに習熟し、ダイビングに関する知識・技術を習得して楽しみましょう。
また、使用する器材は自分に合ったものを使用し、ダイビング前には器材の点検を確実に行いましょう。
- 万が一に備え、バディ行動やグループ行動など、複数での行動を心がけましょう。ダイビング中は、バディでお互いの状態を確認しあいましょう。
- 事故があった場合の救助機関、医療機関などへの連絡方法等を確実に把握しておきましょう。
また、潜水障害への対応や救急処置方法を心得ておきましょう。
- 漁船などの動きに注意するとともに、サメなどの海の危険生物には近づかないようにしましょう。
- ダイビングは水中の活動であるため、危険と隣り合わせです。緊急時であっても、バディと意志疎通を図り、冷静に行動しましょう。(決してパニックを起こさない。)