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開設されていない海水浴場について

 2020年の夏は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、例年であれば、海水浴場として開設されている場所が開設を取りやめるケースが多くみられました。そのような社会情勢を踏まえ、ここでは開設されていない海水浴場で生じる懸念事項等を紹介します。

1 開設されていない海水浴場の懸念事項

  • 開設されている海水浴場には海水浴場開設者が存在し、その開設者が海水浴場の安全管理を行います。一方、開設されていない海水浴場(以下「不開設海水浴場」という。)では開設者が存在しないため、適切な安全管理が行われていない可能性があります。そのような場所では以下のような懸念事項が考えられます。

ライフセーバーや監視員等の不在による救助の遅れ

  • 開設されている海水浴場には安全管理の一環としてライフセーバーや監視員等が配置されていることが多く、万が一事故が発生しても、迅速に対応することができます。また、水難事故だけでなく、クラゲに刺された場合や熱中症等に対して応急手当を受けることができます。
  • 不開設海水浴場では、ライフセーバーや監視員等がいないため、万が一事故が発生しても、すぐに助けを求めることができず、救助まで時間がかかる可能性があります。応急手当を受けることができません。

遊泳区域未設定が原因のウォーターアクティビティ混在による事故の発生

  • 開設されている海水浴場には安全管理の一環として遊泳区域を示すブイやネット等が設置されていることが多く、設置されている海水浴場では水上オートバイ等のウォーターアクティビティを実施する区域と遊泳区域が分けられています。

  • 不開設海水浴場では、遊泳区域を示すブイやネット等が設置されず、区域が分けられていないため水上オートバイ等のウォーターアクティビティが往来する可能性もあり、遊泳者と接触する事故が発生するおそれがあります。

2 安全に海水浴を楽しむために

  • 不開設海水浴場では適切な安全管理が行われていないおそれがあり、事故などに巻き込まれる可能性が高くなります。
  • 海水浴場で遊泳する際には事前に海水浴場が存在する地方自治体のホームページ等で公開されている開設されている海水浴場に関する最新情報を入手し、遊泳区域の明示やライフセーバーや監視員等が配置されている適切な安全管理が行われている海水浴場で遊泳を楽しむようにしましょう。
  • その他、安全に海水浴場を楽しむために注意すべき事項は「海で遊ぶときの注意」 でも紹介しています。