Swimming

フロート遊具で楽しく遊ぶために

 子どもが海で使用する遊具には、浮き輪などのフロート遊具がありますが、フロート遊具は風による影響を特に強く受ける遊具です。フロート遊具に乗った子供が陸からの風により沖に向かって流された事例も過去に発生しております。海で楽しく遊ぶために、主に以下のことに注意しましょう。

1 フロート遊具の種類

  • フロート遊具には海洋生物型や鳥型、サーフ型など、様々なものが存在しますが、それぞれ種類によって対象年齢などが異なりますので、取扱説明書を確認してから遊ぶようにしましょう。

2 事故を防止するためのポイント

フロート遊具の対象年齢を確認しましょう。

  • 多くのフロート遊具には対象年齢が定められています。遊ぶ子どもとフロート遊具の対象年齢が合っているか、確認しましょう。フロート遊具のサイズが子どもに対して大きすぎると、乗ったときに水面に脚が付かないため、水を漕ぐことができず、自力で岸に戻ることが難しくなります。
    また、フロート遊具が立体的で風を受ける面積が大きいほど風の影響を受けやすくなります。

フロート遊具から目を離さない、手を離さないようにしましょう。

  • 保護者は常に子どもから目を離さないようにしましょう。
    また、水に浮いているものは思った以上に風の影響を受けやすいため、子どもが乗ったフロート遊具から手を離さないようにしましょう。

ライフジャケットを正しく着用させましょう。

  • フロート遊具の転覆による落水などの事故に備えて、海水浴でフロート遊具を使用する場合は、子どもの体格に合ったライフジャケットを正しく着用させましょう。

遊泳可能な海水浴場で使用しましょう。

  • 事故の約半数は、遊泳可能な海水浴場以外で起きています。監視員やライフセーバーが常にいる海水浴場などの管理された場所で使用しましょう。
    管理された海水浴場でも、天候不良などにより遊泳禁止になっている場合は遊ぶことはできません。

風の強い日は使用を控えましょう。

  • 海岸で吹く風には、オフショア(陸風)とオンショア(海風)の2つがあります。オフショアは陸から海へ、オンショアは海から陸へ吹く風のことです。昼間はオンショアになることが多いですが、気圧配置や地形によってはオフショアとなる場合もあります。
    オフショアが強いと、フロート遊具が沖へ沖へと流され、岸に戻れなくなるので十分に気を付ける必要があります。

フロート遊具上で動く時は慎重にし、取っ手があればつかむように教えましょう。

  • 事故事例では、フロート遊具上で立ち上がった際にバランスを崩して落水したものがありました。フロート遊具では、各フロート遊具の形状に応じた安定した乗り方で遊ばせましょう。

フロート遊具が流された場合は、無理をせず、速やかに救助を求めましょう。

  • 流されているフロート遊具に乗った子どもを救助しようとした大人が事故に遭ってしまうケースが過去に発生しています。また、無人のフロート遊具を追いかけて溺れてしまうケースもあります。フロート遊具が流された場合は、無理をせず、救助が必要な場合は、速やかに付近の監視員やライフセーバー、救助機関(海上保安庁118番)に救助を求めましょう。
  • 海上保安庁は、消費者庁及び(独)国民生活センターと共にフロート遊具を海で使用した場合における風の影響を明らかにするために、検証実験を実施しました。
    詳細はこちら(PDF※)をご覧ください。
    (※2019.7.17発出 『海水浴での「フロート使用中の事故」に気をつけましょう!』)

【写真をクリックすると動画が再生されます】

検証実験の動画((独)国民生活センター作成)