【緊急情報】勧告:第一警戒体制及び錨泊自粛(京浜港横浜・川崎区)

発表日時 2025年10月08日 18:45 発表部署 第三管区海上保安本部
対象海域 京浜港横浜区・川崎区
対象期間
備考
内容

 台風第22号接近に伴い、令和7年10月8日22:00(日本時間)をもって、京浜港横浜・川崎区に第一警戒体制(準備体制及び走錨対策強化)及び錨泊自粛を勧告します。

〇第一警戒体制(準備体制及び走錨対策強化) 
1.在港船舶は荒天準備をなし、必要に応じて直ちに運航できるよう準備すること。
2.荷役中止基準を厳守すること。また、荷役中の船舶は天候急変に備え、荷役を中止できるように準備すること。
3.在港錨泊船は、VHF16chを継続聴守するとともに、船橋当直の増員配置、錨鎖の適切な伸出量の確保、AISの作動維持、要すれば機関のスタンバイ等を行い、厳重な走錨海難防止対策を講じること。
4.特に走錨対策強化海域(注)の錨泊船は、走錨による事故が多く発生している海域であることを踏まえ、前記3項目の走錨海難防止対策を徹底し、走錨の早期検知及び早期解消に努めるとともに、要すれば機関及びスラスタを起動し、当該バース等への衝突を防止すること。
5.在港係留船舶は、各岸壁の避難基準に従い対応し、荒天のため出港不可となる状況を避けるため、余裕を持った行動をとること。
6.万一に備え、タグボートの手配ができるよう連絡体制を確立すること。

〇錨泊自粛 
1.高乾舷船(カーフェリー、コンテナ船、自動車運搬船等)及び積荷積載率10パーセント以下の船舶にあっては、走錨対策強化海域(注)内に錨泊しないこと。
2.走錨対策強化海域(注)内に錨泊中の高乾舷船(カーフェリー、コンテナ船、自動車運搬船等)及び積荷積載率10パーセント以下の船舶にあっては、直ちに同海域を出域すること。

令和7年10月8日17:00
京浜港長

(参照:三管区地域航行警報 番号321 10月8日17:50発表)