【緊急情報】強風と高波に関する注意喚起について（日立港他）

　気象庁の予報によれば、低気圧が今夜には東海道沖に進み、11月1日にかけて急速に発達しながら北東へ進み、関東甲信越地方付近を通過する見込みです。
　このため、茨城県の海上では、11月1日にかけて、非常に強い風が吹くでしょう。低気圧の進路や発達の程度によっては暴風となる可能性があります。
　また、うねりを伴ってしけとなる見込みで、低気圧の進路や発達の程度によっては、警報級の高波となる可能性があります。
　今後の気象情報に留意し、強風と高波に十分注意して海難防止に万全を期すようお願いいたします。
　なお、現時点での予報では勧告を発出する予定はありませんが、今後、低気圧の進路や発達の程度により、勧告の発出基準に達する場合は、各港に勧告を発出することとなります。
　今後の気象情報に十分留意し、適切な海難防止対策を行うとともに、確実な連絡体制の確保をお願いします。

【船舶への伝達事項】
　関係船舶に対して、次の事項を伝達するようお願いします。
・危険物等の荷役は、中止基準を順守すること。
・ 航行中の船舶は、気象情報に留意し、予想される風速に対して十分な安全対策を行うこと。
・係留船舶は、係留索の増強、保船要員の確保等を行い、十分な保船対策を行うこと。
・ 国際ＶＨＦ、漁業無線の常時聴取及び代理店との連絡手段を確保すること。
・在泊中の漁船、プレジャーボート、作業船等は、係留強化や陸揚げ保管する等流出防止の措置を行うこと。

令和7年10月31日15:15
日立港長
茨城海上保安部長