Fishing

危険な生物について

  •  魚の中には鋭い棘や歯をもつ魚もいます。もし釣れてしまった場合は、不用意に触れないようにしましょう。また、各社より魚を安全につかむための道具も発売されています。
  •  内臓等に毒をもつ魚もおり、魚の種類によっては毒の有無に地域差や個体差があります。少しでも不安がある魚は持ち帰らず海へ逃がしましょう。
  •  地域によって注意が必要な生物が異なるため、釣具店などに確認しましょう。
  •  ウォーターセーフティガイドでは危険な生物の一例を紹介します。
  •  魚によって負傷した事故事例はこちら

鋭い棘や歯、毒をもつ魚

  • エイ類
  •  防波堤や磯、砂浜での釣りでよく見かけます。尾部に毒があるため釣れてしまった場合は無理に陸へ上げず逃がしましょう。
     釣り中(ウェーディング中)にエイに足を刺される事故も発生しています。特に干潟や砂浜などを歩くときは十分注意しましょう。

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  • フグ類
  •  防波堤や磯、砂浜での釣りでよく釣れます。種類によっては身や内臓に毒を持つほか、鋭い歯を持ちます。釣れてしまった場合は持ち帰らず海に逃がしましょう。

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  • カサゴ類
  •  防波堤や磯での釣りでよく釣れます。種類によっては背ビレや尻ビレ等に毒のある棘があります。

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  • ウツボ類
  •  防波堤や磯での釣りでよく釣れます。鋭い歯を持つほか、種類によっては身や内臓に毒を持つ個体もあります。

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  • ウミケムシ
  •  防波堤や砂浜での釣りでよく釣れます。体に生えた毛には毒があります。

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  • ゴンズイ
  •  防波堤や磯、砂浜での釣りでよく釣れます。背ビレや胸ビレに毒のある棘があります。主に夜釣りでよく釣れます。

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  • アイゴ
  •  防波堤や磯での釣りでよく釣れます。背ビレや腹ビレ、尻ビレに毒のある棘があります。

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  • スズキ、タチウオ、ヌメリゴチ・・・
  •  釣りで一般的な魚でも鋭い棘や歯を持つ魚もありますので注意しましょう。

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画像提供
※1国立研究開発法人水産研究・教育機構
※2静岡県水産・海洋技術研究所伊豆分場