Stand Up Paddleboarding

SUPボードの種類

 SUPボードは主に4つの種類に分けることでき、あらゆるシーンをカバーすることが出来るオールラウンドタイプや競技用で使用するレースタイプなどその長さや形も多種多様になっています。ここではSUPボードの代表的な4つのタイプについて、説明します。
 遊び方や技術レベルに合わせ、適切にボードを選ぶようにしましょう。

レースタイプ

 レースに使用するために長く細い形状になっており、水面を切り分けて直進することを優先に設計されています。速力が出やすい一方、回転性は低いのが特徴です。
 ボードの形状が長く分厚いため浮力は大きいものの、幅が狭いため左右のバランスをとるのが難しく、乗りこなすには一定の技術を必要とします。

レースタイプ

ウェーブタイプ

 サーフボードに似た形状が特徴であり、波の乗りやすさを意識した形状です。レースタイプほど特化しているものは少なく、波乗り性能を求めた浮力の少ないボードから幅広で厚さも十分ある初心者向けのSUPボードもあり、SUPサーフィンやツーリングを中心に楽しみたい方に人気です。

ウェーブタイプ

オールラウンドタイプ

 様々な楽しみ方に対応可能な最も汎用性が高い形状であり、SUP初心者におすすめのタイプです。最も種類が多いタイプであり、ツーリング、SUPヨガ、SUPフィッシングなど様々なジャンルを意識した種類が存在します。

オールラウンドタイプ

インフレータブルタイプ

 使用しない場合は折り畳んでおき、使用する際にポンプで空気を入れて膨らますことができるのが特徴です。収納場所の心配もいらず持ち運びに便利なため、ツーリング向けのボードとして初心者に人気があります。
 一方、側面の面積が大きく風の影響を受けやすい構造であり、気象海象に十分な注意が必要です。

インフレータブルタイプ