Stand Up Paddleboarding

パドルの基本的な取扱い方法

 SUPを安全に楽しむためには身体を効率よく使って漕ぐ方法を習得する必要があります。
 適切なパドルの長さ、持ち方、基本的な漕ぎ方など、SUPを安全に楽しむためには基本的な事項を正しく身に付ける必要があるため、SUPの関係団体等が実施する講習等を受講してから海に出るようにしましょう。

適切なパドルの長さについて

 パドルを選ぶ際は種類とともに自身の体にあった長さのパドルを選ぶことが重要です。
 サイズ選びを間違えると上手くパドルをコントロールすることができず、漕ぐ際に無駄に体力を浪費してしまいます。一般的に身長と同じ若しくはやや長めが良いとされていますので、SUPを楽しむ前には正しい?さのパドルを選定するようにしましょう。

画像提供:(一社)日本SUP指導者協会

パドルの持ち方

 経済的で効率の良いパドリングをするためには、パドルを正しく持つ必要があります。
 正しい持ち方のポイントは、

  1. 肩幅より少し広く持ち、どちらの手もパドルを強く握り締めないこと
  2. 両ヒジともになるべく伸ばした状態をキープすること
  3. グリップは手の平で包みこむように持つこと

 であり、腕とパドルのシャフトできれいな三角形を作るのが理想的です。

パドルの向き

 SUPのパドルにはパワーフェイスと呼ばれる表面とバックフェイスと呼ばれる裏面があります。シャフトとブレードの接合部で角度が付いており、構えた時にブレードが先端に向かって曲がっている状態が表面で水を捉え前進することができる正しい向きになります。