遊泳 Swimming
身に危険が迫ったと感じたときの対処法
1 「助けてサイン」で周囲に知らせよう
「助けてサイン」とは
- 助けてサインとは、自身が困っている状態にあることを周囲の人(海水浴場にあってはライフセーバーや監視員等)に知らせるサインです。こまっている人や溺れている人を発見し、助けを求める際にも使います。
- 浮いていられる、足がつく状態であれば、片手を左右に大きく振る。ライフジャケットを身に着けている場合には、付属している笛を吹くことも有効です。
- ライフジャケットなどの浮力体を身に着けていない場合で、浮いていることが精一杯の場合には、手を大きく振ると沈んでしまう可能性があるため、助けてサインはせず、まずは楽な姿勢で浮いて待ちましょう。
「助けてサイン」をするケース
- 以下のようなトラブルや不安を感じた際には、助けてサインで周囲に困っていることを知らせましょう。
- 離岸流などに流されたと感じたとき
- 防波堤等から落水し、陸上に戻れないと感じたとき
- 足がつったとき
- 寒さを感じたときや、震えが止まらないとき
- クラゲなどの生物に刺されたとき
- 溺れている状態で助けてサインを行うことは、十分な浮力が確保できなくなるため危険です。
2 「セルフレスキュー」で生き延びよう!
Point
1.ライフジャケットを必ず着用しましょう。
➤ライフジャケットはサイズのあったものをベルトでしっかりしめて脱げないように正しく着用しましょう。
➤子どもは、股ひもの付いたものを着用しましょう。
2.ライフジャケットを着ていない時は、泳ぐのではなく、とにかく浮きましょう。
➤浮くことにより呼吸ができ、落ち着いて周囲の状況が確認しやすくなり次の行動に繋がります。
➤浮き方は、背浮き・浮き沈み等で浮き、呼吸を確保しましょう。
浮き方の種類
3 浮き方の例
背浮き
浮き沈み運動
参考:川の場合
川の水は塩分濃度の関係で比重が低く、海水に比べて人は浮きにくいなど、海とは環境が異なります。(公財)河川財団 子どもの水辺サポートセンターが発行している「水辺の安全ハンドブック」などにより、安全に楽しむための情報を確認しましょう。
- 離岸流などに流されたと感じたとき
- 防波堤等から落水し、陸上に戻れないと感じたとき
- 足がつったとき
- 寒さを感じたときや、震えが止まらないとき
- クラゲなどの生物に刺されたとき
Point
1.ライフジャケットを必ず着用しましょう。
➤ライフジャケットはサイズのあったものをベルトでしっかりしめて脱げないように正しく着用しましょう。
➤子どもは、股ひもの付いたものを着用しましょう。
2.ライフジャケットを着ていない時は、泳ぐのではなく、とにかく浮きましょう。
➤浮くことにより呼吸ができ、落ち着いて周囲の状況が確認しやすくなり次の行動に繋がります。
➤浮き方は、背浮き・浮き沈み等で浮き、呼吸を確保しましょう。
浮き方の種類

3 浮き方の例
背浮き
浮き沈み運動
参考:川の場合
川の水は塩分濃度の関係で比重が低く、海水に比べて人は浮きにくいなど、海とは環境が異なります。(公財)河川財団 子どもの水辺サポートセンターが発行している「水辺の安全ハンドブック」などにより、安全に楽しむための情報を確認しましょう。