AISを適正に運用しましょう
AIS運用の三原則
- 常に、電源をONにする
- 出港前に、自船の目的地、航海状況、ETA等が正しく入力されているか確認する
- AIS受信メッセージを定期的に確認する
AISの目的
- 船舶を識別すること。
- 情報交換を簡素化すること。
- 付加情報を提供し、衝突回避行為を援助すること。
AISの目的地に関する情報
船舶自動識別装置(AIS)を搭載している船舶(船員法による作動義務が免除されている 船舶は除く。)は、AISの「目的地に関する情報」を、国際海事機関が推奨する方法に沿ってルール化された入力方法に従って入力しなければなりません。 なお、AISへの誤入力は危険な状況を招く場合がありますので、正しく入力しましょう。
当センターから発信している主なAIS情報
AISメッセージでは、定期的に気象現況及び水島航路の管制信号の現況・予告を行っており、こませ網漁業の最盛期(3月~5月)には、操業漁船の注意情報を、また航行制限時や海難発生時には臨時の情報提供を行っています。
AIS装置搭載基準
2002年7月1日に発効した、1974年の海上における人命の安全に関する条約(SOLAS74) 第Ⅴ章で、AISの搭載義務船が次のように定められています。搭載義務船舶は、
- 国際航海に従事する300総トン以上の全ての船舶
- 国際航海に従事する全ての旅客船
- 国際航海に従事しない500総トン以上の全ての船舶
となっています(第19規則)